湿った薪で火を起こし、空き缶炊飯

先日はibrk.funメンバーの定期活動でした。今回も常陸太田市の西山研修所さんにて。

午前中は大雨のため急遽室内ミーティング、午後は晴れたので焚き火の写真を撮りたいついでに空き缶炊飯をしてみたのでその様子をまとめます。

濡れた薪で火を起こす方法

まずは薪の整理。

今回の薪は、とある廃校からいただいてきた金木犀。(もちろんちゃんと許可をいただいてもらってきました。)

まだパキッとは折れないくらいの状態だったので、粘りに苦戦しながら太さ別に仕分けました。

仕分けるときは鉛筆の芯→鉛筆→ごぼう→人参以上くらいのサイズ感ですかね。

薪が濡れまくっている場合は薪を組む前に入念に水切りしましょう。

そして、焚き火台に薪をセットしていきます。

杉の枯れ葉の上に細い枝から順にハの字状に重ねていきます。(ちなみに杉の枯れ葉は午前中の大雨でめっちゃ濡れてました。)

鳥の巣みたいになりました。

真ん中の空間に、ほぐした麻紐を敷き、その上にワセリンコットンを置きました。

ワセリンコットンに火を付けます。(今回はライターで)

ワセリンコットンに火がついて、いい感じの煙が立ち上がってきました。白い煙は枯れ葉や薪の水分が蒸発してこれから燃えるよーという合図のようなものです。

そうしたら中央の空間に蓋をするように薪を重ねます。

蓋をすることで、熱をこもらせ効率的に燃えやすくします。

いい感じです。

ボウボウ燃えてます。

盤石の炎になったら太い薪を投入して、いよいよ空き缶炊飯に入ります。

空き缶でご飯を炊いてみよう!

さて、災害対策として空き缶でご飯を炊くというのはよくあるネタですよね。

空き缶じゃなくてもフライパンとか、ご飯を電気の力以外で炊けるようになっておく、というのは災害時も役に立ちそうです。

というわけでこのibrk.funでもやってますよ、というアピールで空き缶炊飯しておきます(笑)

え?さっきランチ食べたよね???っていう状態だったことは内緒。

大人気焚き火台「ピコグリル」に100均の網をセットして、中に米と水を入れた空き缶をオン。

米は予め1時間くらい水に浸しておいてました。(浸す時間は10分くらいでも大丈夫です。)

10~15分くらい火にかけて、火から下ろします。

蒸らすときは空き缶をくるっと逆さにして置いておくのが空き缶炊飯のポイント。

蒸らしている間に缶詰を温め、

茨城県民食の干し芋を焼いてみました。

約10分後…空き缶オープン!

いい感じに炊けました。

正直、ものすごく適当でも炊けるんですよね、お米って。

失敗したとしても「ちょっと硬いけど食べられる」とか「ちょっとゆるいけどおかゆみたいなもんか」くらいには。

そういう「適当でもOK」という感覚を持っておくのも災害対策には必要じゃないかと個人的には思ったりします。

今回つくったものを並べてみると…ザ・男飯って感じです。

まだ残っている火でお湯を沸かし、拾ったヒノキの葉でヒノキティーを煎れました。

ひといき…(uωu)…

お茶を飲みながら焚き火の片づけ。

炭状態のものが残っていたら、細い薪を投入して全て真っ白な灰になるまで燃やします。

燃え尽きた灰(炭が残っている場合は炭も)はキャンプ場に設置してある炭捨て場へ。

下に落ちた灰もキレイにして片付け完了です。

西山研修所さま、今回もありがとうございました!

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